Leica M10-Pを手放し、数ヶ月後にLEICA M Monochrom Typ246を購入し使って気づいたことは、やっぱりLeicaが好きだということでした。
GR Ⅲで、Leicaのカラーやモノクロの色合いを真似をして満足し、デジタルはGR Ⅲで良いのでは?とまで思っていたが、やっぱり違うことに気づく。
その違いというのは、真似した色合いが違うというのもあるが、ファインダー見て、マニュアルフォーカスでピントを合わせるという撮影体験が大きく影響していることです。
GR Ⅲは、ファインダーもないしマニュアルフォーカスもないので、撮影体験が全然違うのは最初から分かりきっていたことではある。
GR Ⅲは、コンパクトで手軽に撮影が出来るので、すごく便利なカメラで好きです。それでも、Leicaは、ファインダーを見て、マニュアルフォーカスでピントを合わせるという面倒くさい作法を心地よく体験させてくれるカメラなんだと再確認することが出来ました。
Leicaのカメラはズシッとした重さもあり、カメラ本体の重みを通して、撮ることの”重み”も撮影体験として感じさせてくれるカメラなのかもしれない。
GR III好きだよ。だけどLeicaはもっと好きだった。
撮影機材