木曜日の夜に、突然のお別れだった。
仕事から帰って、晩御飯の準備をしようと思ったら冷蔵庫のようすがおかしい。冷えてない。恐らくコンプレッサーがイカれてしまったと思われる。何の前触れもなく、冷蔵庫が壊れてしまったのである。
両開きで容量もちょうど良くて気に入っていただけに悲しい。購入してから約11年使っていたからもしかしたら寿命だったかもしれない。
冷蔵庫がないと生きていけない人間だから、仕事を急遽休んで冷蔵庫探しの旅に出た。早急に欲しかったから、店舗に行って良さそうな冷蔵庫を即決した。翌日には届くと。
1日だけ冷蔵庫がない生活をしただけなのに、冷蔵庫のありがたみを感じた。氷がないからアイスコーヒーは飲めないし、アイスクリームも食べれない。生物の食材は保存できないし、常温でおけるものしか残しておけなかった。
食材がダメになる前に調理をしたが、調理しきれない食材は申し訳ない気持ちで廃棄した。すまない。
この一件で、冷蔵庫は神家電と思うと同時に、食材は使う分だけ買おうと思った。
アクシデントは、いつも急にくる。
撮影機材